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自作リール左手仕様の作成 最終回 [自作リール]

 暫く更新が空いてしまいました(-_-) が、今回でこのシリーズも最終回となります。

まずは、モーターの加工です。
ステンレスのパイプをカットして、モーター軸にロウ付します。スプールと接触する部分には、隠し釘についているゴムを使いました。

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字消しを組み立てて、スイッチを押しやすくするために大きめのビーズを用意します。今回はこの色で行こうと思います。しかし色彩感覚が鈍いので何か納得がいってない(´-ω-`)

接着剤で固定したら、ロッカースイッチに盛ったパテに着色していきます。今回は100均でマニキュアを購入しました。

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これで作業は完了です。リールにはめ込んでテストしてみます。

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リールは問題なく動いています。・・・・・・ん?・・・・・・・( ;´・д・)
やっちゃった~!!∑('ω'ノ)ノ
スプール見てみると、時計方向で回っています。糸が巻けないわけではありませんが、棚ストッパーや自動停止に不都合が生じてしまします。すっかり頭から抜けていました。

電池をプラス、マイナス逆にセットすればモーターは逆転するので、電池のマイナスが接触するところにバネをロウ付します。

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白の字消しが電池を標準にセットしたもの、赤が逆転させるためにバネをロウ付したものです。

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モーターが逆回転して、今度こそリールも正常に回っています。
これで、右手用と左手用のリールがそろいました。来週くらいにはフィールドテストも兼ねて釣りに出かけたいと思います。

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7回のシリーズとなりましたが、無事に?完成させることができました。細かい部分の改造がきっと見つかると思います。その時はまた報告させていただきたいと思います。

自作リール左手仕様の作成 Part6 [自作リール]

今回で6回目のシリーズ。完成までもう少しなので頑張っていきたいと思います(*p゚∀゚q)

前回は、銅板を接着したところで終わりました。接着剤も乾いたことですし、はみ出ている銅の丸棒をヤスリで削っていきます。

ジーコ・・・・ジーコ・・・・(´;ω;`) 時間がかかる上に、疲れる。格闘すること1時間弱。何とか削り終えました。

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切り取った残りの銅板を配置して接着していきます。

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乾くのを待っている間に、ボタンの加工をします。モーター、金具類を外して、字消しのスイッチ部に凹んだ部分があるので、その中心辺りに穴を開けます。使用するスイッチはタクトスイッチを使います。

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穴を開けたらデザインナイフで、四角く削っていきます。タクトスイッチをはめ込んでエポキシ接着剤で固定します。この時、字消しの溝部分にも接着剤を流し込んで動かないようにしておきます。

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そうこうしてるうちに、接着剤が乾いたようです。

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さてさて、これから金具の加工になりますよ(b゚v`*)
電池のプラス側の金具を用意します。

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これを短く切ります。

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こんな感じ

電池プラスに繋がる金具にはバネをロウ付します。ポコッとなっている金具にもバネをロウ付し、スイッチの片側にロウ付します。後は銅板、バネを使いモーターやもう片方のスイッチにロウ付をしていきます。

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モーターをはめ込み、電池を入れればある程度完成です。

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ここで、先に作成したリールを使って動作テストを行います。今回は何事もなくスムーズに動きました。
完成までもう少し!!次回でこのシリーズ、最終回かな?

自作リール左手仕様の作成 Part5 [自作リール]

今日も頑張って工作を続けています。予定より早く完成できるかも?
昨日は、整形までしました。さて、電気回路を作成していきます。(そんな大袈裟なものではないですが・・・)
回路図になります。

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昨日整形まで終わっているパーツに回路となる銅板を張り付けるので、下準備として紙を用意して、そこに回路となるパターンを描いていきます。

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描き終わったら、銅板に写していきます。書き写したらハサミなどで切り離します。

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字消しに大きな穴を開けた所の加工をしていきます。まず銅のパイプ、丸棒を用意して2㎜くらいの長さで切っておきます。

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銅板に、丸棒、パイプをロウ付していきます。

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ロウ付けが終わったら、エポキシ接着剤で字消しに貼り付けます。

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接着剤が硬化するまで待ちます。今日は細々した作業が多かったのであまり進みませんでした。

自作リール左手仕様の作成 Part4 [自作リール]

 今回からリールの動力部を作成していきます。リール作成から順調なペースで作成できています。この調子で動力部の作成も進めていきましょう(*p゚∀゚q)

動力部に使うのは、100均にある字消しです。今回は2つ同時進行で作成していきます。

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まずは、字消しをバラして、モーターがついていない方を用意します。

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モーターが収まっているスペース部分にちょっとした出っ張りがあります。これは邪魔なので彫刻刀、紙やすりを使って取り除きます。

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以前にも紹介した「ロッカースイッチ(横向き)」を使います。これでマニュアル、オート巻き上げの切り替えを行います。
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ロッカースイッチの取り付け位置を決めて、導線を通すための穴を開けます。

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結構いい加減な穴あけ・・・。゚(゚´ω`゚)゚。

リール本体のマイクロスイッチの信号を字消しに繋げるための穴を開けます。が、ここでアクシデント発生!!!

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最初の穴の位置がほんの少しずれていただけで、赤色の字消しの電池を押さえる板の反対側(本当なら白の字消しみたいになるはず。)になってしまいました。後の配線に問題ありなので電池押さえのパーツを無理やり切り取り、位置をずらしてエポキシ接着剤で固定しました。

ロッカースイッチに線を半田付けして、字消しに取り付けていきます。

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洗濯バサミで線を挟み、ロッカースイッチを動きにくくしています。エポキシパテを盛っていきます。
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結構適当です。

硬化するまで放置します。このときも洗濯バサミが大活躍!!重宝しますね。しかし最近はプラスチック製のものが増えてしまい、ブリキ製の物がなかなか見つからないです・゚・(PД`q。)・゚・

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一時間くらい放置したらデザインナイフと紙やすりを使って整形していきます。スイッチの固定のためだけの物なので、かなり適当に整形しています。

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う~2つ同時進行は思いのほかしんどいです。( ;´-ω-) 

自作リール左手仕様の作成 Part3 [自作リール]

 前回に引き続き左手仕様のリール作成です。
前回作成したクラッチレバーを組み付けます。

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ちょっとした仕掛けのために、レバーの下を本体と干渉しないように曲げておきます。

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曲げたところの真ん中あたりに小さめの穴を開けておきます。そして用意するのがスプリングです。

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スプリングの片方を先ほど開けた穴に通してもう片方を本体に引っ掛けます。

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これで、クラッチON状態となります。では、クラッチをOFF状態にすためには・・・・。前回作成した、レバー(クラッチ解除レバー)を使います。

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真中の辺りにあるのは、クラッチOFFを解除した時にレバーが回転しないようにしています。
金属パテで埋めたところに配線をしています。(単なるねじ止め)

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クラッチ解除レバーの後方の透明なものは絶縁を考えプラスチックのネジを使用しています。

字消しを固定するためのステーを作成します。使うのはゼムクリップ、浮きゴムです。本体と足を固定するネジに抱き合わせて固定します。

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巻き上げ自動停止用のマイクロSWとピアノ線で作ったガイドを用意します。前々回にカットした最後のアルミ板を曲げてステーを作っておきます。

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マイクロSWにガイドをロウ付し、エポキシ接着剤でステーに固定します。途中の写真を撮り忘れてましたので、竿受けステーを取り付けた写真になってしまいます。

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竿受けのステーは圧着端子にアルミ棒を通し、エポキシ接着剤で固定しています。後は竿受けの金具を取り付ければ完成です。

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何とかリールは完成しましたが、動力部の字消しを改造しないといけませんね。次回からは、左手仕様の動力部の作成をしていきたいと思います。

自作リール左手仕様の作成 Part2 [自作リール]

 自作リール左手仕様の作成2回目です。
今回は、スプールとクラッチレバーを作成していきます。

まずはスプールから

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スプールは鉄製のミシン用のボビンを使います。(アルミは軽いけど磁石に付かないからね。)棚ストッパーをつけるのでボビンに切り込みを入れます。その後ベアリングを瞬間接着剤で固定します。

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仮組して状態を確認します。

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スプールと字消しの距離が近いようでしたら、本体の字消しを止めている部分を外側に広げると、字消しがスプールから離れます。今回も近すぎたので調整しました。あんまりやりすぎると金属疲労を起こしてアルミが折れてしまうので注意です。

スプールに棚ストッパーをつけます。ナイロンナットには蛍光色のピンクを塗装しました。

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棚ストッパー付きスプールが完成しました。続いてクラッチのキモの磁石に加工をします。と言っても、穴あき磁石にアルミのパイプを通して固定します。

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スプールを組み付けます。皿ネジにスプール、先ほど加工した磁石、ナット、小さめの穴あき磁石を通します。磁石は反発するようにセットしておきます。また。磁石やスプールの動きが滑らかになるように潤滑剤を注しておきます。

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調整は後にします。

続いてクラッチレバーの作成です。前回切り出したアルミ板、残りの3枚のうち一番短い板を除いた2枚を使います。

そのうちの長い方を加工します。

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マークした線のところで曲げ加工をしていきます。ほぼ現合で行っています。
残りの1枚にも穴を開け取り付け準備完了です。

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ここまでやって疲れってしまったので、取り付けは次回とさせていただきます。

自作リール左手仕様の作成 Part1 [自作リール]

 今までリールを自作してきましたが、右手の操作をメインに考えてきました。実際フィールドに出ても竿は1本しか使わなかったので特に問題なかったのですが、この前は竿を2本使いました。その時に左手で操作をしていると、誘いをかけている時に、巻き上げのスイッチに触れてしまい巻き上げてしまったりと、自分の意に反する操作をしてしまうことが多くありましたので、左手操作を目的としたリールを作成しようと思います。

まずは、右手仕様のリールです。

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この型と同じものとして左手仕様(鏡に映した感じ)を作成します。

 まず、L時のアルミ材(20×20×2)を切ってます。これが本体になります。

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上から見た写真。

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その後、スプールやクラッチを取り付けるための穴を開けていきます。スプール、クラッチを取り付ける穴はねじ切りをしています。また、中央付近にあるネジ穴は、後に電線を繋ぐので絶縁のためΦ7で穴を開けてから金属パテで塞いだ後にΦ2.5の穴を開けねじ切りしています。

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字消しが当たる部分を曲げていきます。
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続いて、足、クラッチレバーの作成を行います。1㎝幅のアルミ材をカットします。

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足は上写真の下から2本を使います。自分好みの高さになるよう曲げていきます。

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先ほど作成した本体を乗せて大体の感じを確認します。

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大体いいようなので足はこれでOKとします。今回はここまで。次回はスプール、クラッチレバーを作っていきたいと思います。作成しながらなので、期間が空いてしまうかも・・・・。
よろしくお付き合いくださいませ。

昔のリール紹介 [自作リール]

 自作リールを作り始めてた頃の物ですが紹介します。
わかさぎ釣りに使うリールを自作してみました」の記事の写真にちょこっとだけ写っているのですが。その当時一番の出来と確信していたリールです(笑。

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 マウスリールを作っていたときなんですが、いろんな機能(単なる釣り人の我侭)を盛り込みました。
・自動巻上げ
・通常巻き上げ
・オートストッパー
・巻き上げのスピードコントロール
以上の機能を一つの筐体に入れる物はと探していたときに見つけたのが「XBOX」のコントローラーでした。

いざ作り始めると、中が意外と狭く、物を収めるのにかなり苦労したことを覚えています。

中身の写真です。かなりゴチャゴチャしています。
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これがスピードコントローラの基盤
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ワンチップマイコンで制御してます。
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出来上がり実践で試しました。あの時はこれで満足していました。が、ワカサギ釣りを知れば知るほど不満が出る物ですね。まずアタリが分かりにくい。重いため誘いを両手で行わないといけないため、細かな誘いの動作がやりにくい等々。結局今では使わなくなってしまいました。

久しぶりに片づけをしていたら出てきてちょっとなつかしく想い紹介させていただきました。

6号機完成しました! [自作リール]

 6号機β版から改良を加えてやっと6号機が完成しました。

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 本体そのものは、特に手を加えたところはありません。実はこの前のワカサギ釣りでβ版を使用したのですが、いきなり接触不良によるトラブルが発生してしまいフィールドテストが出来ませんでした。
今回の6号機では「自作リール 6号機β版??」で言ったように、主に字消しの改造がメインとなっています。

 今回は自動巻上げ機能を追加するに当たって、スイッチで自動(AUTO)、手動(MANUAL)の切り替えを行えるようにしました。β版で使っていたスイッチは操作しにくかったので変更しました。今回使ったスイッチがコレです。

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小型ロッカースイッチ横向き。1個110円。通販で購入しました。このスイッチで自動と手動を切り替えています。
今回はやっつけ仕事はせず、丁寧?につくりました(笑

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自動と手動どちらに倒れているか分かりやすいようにシールも貼り付けました。(写真では自動になっています。)

 今回はかなり丁寧に作ったつもり?なのでトラブルは発生しないと思いますが、コレばっかりはフィールドにでてみないとね・・・・・。今年は無理そうなので来年早々にもテストを行いたいと思います。それまでにもう一台くらい字消しを改造しなくっちゃね。

自作リール 6号機β版?? [自作リール]

 自作リール5号機をもう一台作っていましたが、どうしても巻き取り自動ストッパーのスイッチを付けたくなり途中で路線変更しました。それがコレです。

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 丁度竿受けが陰になってしまっていますが、そこにマイクロスイッチがあって、スプール前のガイドが奥に押されるとモーターが止まる仕組みです。

別角度からの写真です。

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この写真はあまり意味がないような・・・・気にしないでください。
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スプール部分を横からパチリ
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ズームで正面から
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このリールも動力部(字消し)を着脱できるようにしています。

字消しを外したのがコレです。
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字消し上部にあるスイッチは、巻き取りストッパーのスイッチを有効にするか無効にするかの切り替えスイッチです。

字消しも改造してます。
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今回の路線変更では、絶縁処理がとにかく面倒でした。ネジ止めしている部分を使ってストッパーの信号を字消しに送っているのですが、ネジを塗装したり、シールしたりして絶縁を試みましたがNG。(ショートしちゃうんですね。)結局金属パテを使って絶縁問題は解決しました。(強度が心配ですが・・・)β版ではスイッチを付けることだけが目的だったので、正式な6号機では自動巻上げ機能を付加したいなと思っています。

しかしスゲーやっつけ仕事感が出ています。(泣  次回はもうちょっと綺麗に仕上げたいです。
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